決算発表時期

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決算発表は、投資家や企業にとって重要なイベントの一つです。

機関投資家個人投資家は決算で企業を分析したりしますし、決算の翌日ストップ高やストップ安になることさえあります。決算発表後からトレンドが変わりどちらかにしばらく動く事もあります。

場中決算発表となればその時間に出来高が急上昇し株価も大きく動きます。そのくらい注目されています。

日本の企業は3月31日を決算日(本決算)とする事が多いですが、企業によって別の月を本決算としている場合もあります。企業によって決算発表日もばらばらです。

 

 

 

45日ルール

日本の上場銘柄は、4半期ごとに決算発表を行うように決められております。期限も決まっていまして、決算を閉めた日から45日以内に発表するというものです。これを45日ルールといいます。

補足で、東京証券取引所の資料をみてみると必ずしも45日ということではないようです。

上場会社は、決算の内容が定まったときに、直ちにその内容を開示することが義務 付けられていますが、投資者の投資判断に与える影響の重要性を踏まえますと、上場会社においては 決算期末の経過後速やかに決算の内容のとりまとめを行うことが望まれます。 ・ とりわけ、事業年度又は連結会計年度に係る決算については、遅くとも決算期末後45日(45日目 が休日である場合は、翌営業日)以内に内容のとりまとめを行い、その開示を行うことが適当であり、 決算期末後30日以内(期末が月末である場合は、翌月内)の開示が、より望ましいものと考えられ ます。

なお、事業年度又は連結会計年度に係る決算の内容の開示時期が、決算期末後50日(50日目が休 日である場合は、その翌営業日)を超えることとなった場合には、決算の内容の開示後遅滞なく、そ の理由(開示時期が決算期末後50日を超えることとなった事情)及び翌事業年度又は翌連結会計年 度以降における決算の内容の開示時期に係る見込み又は計画について開示してください

株式会社東京証券取引所資料より

 

決算発表時期

第1四半期

4月 5月 6月

決算発表時期 7月~8月

 

第2四半期

7月 8月 9月 

決算発表時期 10月~11月 (中間決算発表)

 

第3四半期

10月 11月 12月

決算発表時期 1月~2月

 

第4四半期

1月 2月 3月

決算発表時期 4月~5月 (本決算発表)

 

決算で発表される決算書

決算短信

損益計算書(PL)

貸借対照表(BS)

キャッシュフロー計算書(CS)

 

決算発表日の調べ方

証券会社のサイト

日本経済新聞社

トレーダウェブ

などがあります下のリンクから決算発表調べられます

www.nikkei.com

 

決算発表日の戦略

所有している株の会社の決算が悪かったりすると精神的にもきつくなったりします。

ですので、決算発表日には保有しないというルールもありかと思います。

私は、できるだけ保有しないようにはしています。

どちらかというと、決算を見て良ければ買い候補、悪ければ空売り候補などとして、何日か様子を見ながら仕掛けていきます。

その他、場中決算だったりした場合デイトレでとっていくのもありかと思いますが、この場合は技術もいるのであまりお勧めはできません。