ソフトバンク破綻か復活か!ウィーワークへの追加出資を検討!

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昨日、10月14日の日経新聞にて、

シェアオフィス「ウィーワーク」を運営する米ウィーカンパニーに対し、数十億ドルの追加出資を検討していると報じた。支援が実施されればウィーの現金不足が解消され、ソフトバンクGが経営権を握る可能性もあるという。

そして株価のほうは、本日10月15日、前日比+102円 4258円で終了しました。

10月3日につけた安値を割ることなく10月11日までレンジが続きいよいよレンジの高値抜いてきましたが、テクニカル的には、下降トレンド継続中の為、4640円位まで戻してから再度下降してく可能性があると思います。

理由としては、移動平均線の25日75日ともに下向き頑張って株価が戻っても4850円が限界でしょう。一目均衡表は三役逆転中。特に週足に注目するとかなりの下落サインでてます。まず、三尊天井でてます。52週線と13週線がデッドクロス、今週、52週線と26週線デッドクロスしたところです。テクニカルで一番下げる要因となりそうなのが信用買い残の推移です。2,3ヶ月前は5百万~9百万株位だった買い残が今日10月15日時点で2千4百万株位に積み上がっているからです。おそらくほとんどの投資家は含み損をかかえているでしょう。万一直近の安値を割るようなことがあると、含み損を抱えている投資家が投げてくる可能性があります。

ファンダメンタル的にも、僕自身あまり状況は良くないと思います。やはり一番の問題がWeWorkですね。

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WeWorkの創業は2010年。アメリカ・ニューヨークに本社を持つ「コワーキングスペース」を運営する企業で、2018年8月時点、世界23国の77都市287拠点で26万人以上の会員に対してサービスを提供しています。日本でも2018年2月よりサービスを開始しています。ウィーワークのビジネスモデルは、不特定多数の利用客にオフィス環境を貸し出す、いわゆる「シェアオフィス」が柱だ。ビルのワンフロアや1棟を丸ごと借り、それを利用者に転貸することで利用料を得る。

といいますのは、すごく簡単にいうと、2017年にソフトバンク(ソフトバンクビジョンファンド)が1.1兆円この会社に投資しています。

この時、孫さんは、WeWorkの価値が5兆円と算出しています。

今年、WeWorkが、ナスダックへの上場失敗に終わりました。なぜなら、ナスダックに提出した目論見書からとんでもない数字が出てきたからです。

売上高1800億円

赤字 1900億円

1年後には現金が枯渇してしまうという予測がたくさん出てきました。

そして、ソフトバンクビジョンファンドでは10兆円程の資産も運用しているのですが、

他に出資している会社にも、このような爆弾企業がないか投資家は物色を始めました。

僕なりの考え、WeWorkに更に追加投資したところでなんとかなるでしょうか。

ただし、孫さん率いるソフトバンクグループは一代で現時価総額8兆8千億へと成長させた国内で4番目の時価総額を誇る企業です。営業利益は国内で何とトヨタに次ぐ2位です。

今までにもギャンブルのようなことを繰り返しながら成長してきました。個人的には、今後も成長することを願っています。

万一にもソフトバンクが破綻したら国内もかなりの影響を受けます。そうなれば、国が助けるのかもしれませんが。

なんなら、国関連が1億6千万株(約15%)のソフトバンク株を保有しているとみられます。内訳は分かりませんが、GPIF(年金)や日銀。

 

おまけに数年のソフトバンクの決算推移載せおきます

この数字だけみればいいですが、今後どうなっていくのか

決算期 売上高 営業利益 経常利益 1株益 配当金
2016年3月 8,881,777 908,907 919,161 201 41
2017年3月 8,901,004 1,025,999 712,526 643 44
2018年3月 9,158,765 1,303,801 384,630 466 44
2019年3月 9,602,236 2,353,931 1,691,302 634 44

※100万単位

次回11月6日
ソフトバンクグループ(9984)
第二四半期決算発表です

ちなみに11月6日 16時~ ソフトバンクグループの決算説明会をホームページからライブ中継するので見るのもおもしろいかと思います。

孫正義さんはすごい人なので話を聞くだけでも勉強になるかと思います。

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